導入実績
264施設
2024年10月1日現在
都道府県別
1 | 福岡県 | 69施設 |
2 | 佐賀県 | 12施設 |
3 | 長崎県 | 16施設 |
4 | 熊本県 | 43施設 |
5 | 大分県 | 35施設 |
6 | 宮崎県 | 52施設 |
7 | 鹿児島県 | 27施設 |
8 | 沖縄県 | 1施設 |
9 | 山口県 | 4施設 |
10 | 広島県 | 1施設 |
11 | 岡山県 | 1施設 |
12 | 京都府 | 1施設 |
13 | 静岡県 | 1施設 |
14 | 埼玉県 | 1施設 |
医療機関導入事例
開設:1985年(昭和60年)
病床数:224床(一般病床220床、感染症病棟4床)
診療科:内科、循環器内科、外科、脳神経外科、小児科など11科目
URL:http://www.mmah.or.jp/
システムとネットワークを分離することでセキュリティの強化を図り、同時に業務の効率化、
コスト削減、安全性の高い“止まらないネットワーク”の構築を実現。
2012年3月より電子カルテを導入し、院内ネットワークを構築・運用してきた。旧病院の院内ネットワークは電子カルテシステムを導入したベンダーが構築を担当。導入より数年が経過。下記のような課題が発生。
以上の課題の解決に向けシステムとネットワークを分離し、2015年4月の新築移転時に最適な院内ネットワーク稼働ができるよう、設計・構築に着手することとなった。
お客様のご要望とその対応策
信頼性、安定性が高く、止まらないネットワークの構築を。
『電子カルテシステムなどのサーバをいくら冗長化しても、ネットワークがダウンしたら意味がない』との基本方針から、コアスイッチ、サーバスイッチはスタック接続により機器を冗長化するとともに、フロアスイッチとの接続はリンクアグリケーションにより、経路の冗長化と広帯域化を図った。また、全てのネットワーク機器の電源は非常用回路からの給電とし、無停電電源装置(UPS)を設置することにより、瞬停や停電時、災害時のネットワーク停止を防ぐ構成とした。
電子カルテなどの医療系と、インターネット利用などの情報系を1つのネットワークに統合し、セキュリティを担保しつつ、診療業務の効率化やコスト低減などを図りたい。
UTM装置を導入することにより、外部からのウィルスやスパム、フィッシングやネットワーク攻撃を防御。
また、LAN認証装置を設置し、正しい端末・正しいユーザーしか院内ネットワークに接続できない安全な環境を構築。
電子カルテシステムで、スマートフォンを使用した運用を行うため、ローミングが不要な無線ネットワークの構築。
全ての無線アクセスポイントを同一チャンネルで干渉させることなく運用し、途切れのない通信を行える無線コントローラ型での構築を実施。無線アクセスポイント141台を設置し、ほぼ全館にて無線ネットワークを構築。
ネットワークとシステムを分離して発注し、システムベンダーと同等レベルで対応できるネットワーク会社での最適な構築。
システムとの分離発注でも、電子カルテベンダー、部門システムベンダーとの密な打合せを実施。各社の要望を取り入れた最適なネットワークを構築。IPアドレスの付与やLAN認証の為の電子証明書は当社から発行。
24時間365日対応可能な保守体制。
弊社の社内体制には24時間365日対応可能なネットワークコンタクトグループがあり、福岡からのリモートアクセスにより遠隔監視することが可能。更にネットワーク監視サーバを構築し、ネットワークの状態を常時監視。障害発生時には担当者にメール通知する機能を有し、対応時の初動時間を短縮している。
導入による効果(まとめ)
既存ネットワークでの課題であった、通信障害・保守体制の問題をクリアすると共に、業務効率化とコスト低減に成功。
地域の中核医療機関として、患者様の情報をより厳重に守ることが可能となった。利便性を増したネットワーク構築により、スムーズな診療を実現し、患者満足を向上させている。